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本日はケレン作業をしてきました。

外壁の一部に木材を使われたお宅でした。

 

近年、外壁など家の外側に木材を使用される事は少なくなっています。

 

これは金属やプラスチックの建材が使われるようになった為です。

 

しかしながら、木材には木材のメリットがあり、同時に使われなくなった理由、デメリットもあります。

 

メリットとしては、木材でしか出せない風合いがあること。

この１点に限ります。

 

木材でしか自然に馴染んだ雰囲気や独特の暖かみは出せません。

 

デメリットとしては、メンテナンスが確実に必要なこと、木材は呼吸をしているので、伸縮、膨張を繰り返していることが挙げられます。

 

まず、木材は塗料など一切加工しないで、雨に濡れて、日蔭等に放置していると、当たり前のことですが、腐ります。

 

ですので、腐らない為に、外側に出ている部分は塗膜をしっかり作り、薄くなってきたら、再塗装をしなければいけません。

 

木材が使われている部分にもよりますが、このメンテナンスにより、家の寿命が決まってきます。

 

次に呼吸していることですが、この呼吸により、伸縮膨張を繰り返すわけですが、表面に塗布された塗料に弾性が無いと、ひび割れを起こしやすいです。

 

それにより、上記の再塗装のタイミングが変わってきます。

 

木の風合いが好きで、木材を多用されているお宅もたくさんあると思いますが、その際には塗膜の劣化に気をつけてください。

 

★J★