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外壁に関して、
撥水性や親水性を気にされたことはありますか。

 

どちらも防水に関する言葉ですが、
対義語に当たる全く逆の言葉です。

 

例えば、傘等ですと、
親水性を持った傘というのは無くて、
撥水加工をされた物ばかりだと思います。
簡単に言うと、水を弾くのが、「撥水」ですね。

 

そして、逆に水が馴染むのが「親水」です。
しかしながら、吸水はまた別の言葉です。
水分を吸収せず、馴染むのが親水なのです。

 

では、何故、この二つを気にする必要があるかと言うと、
それぞれ違いとメリットがある為です。

 

少しの違いではありますが、
好みがあったり、イメージと違ってたりする可能性があるので、
把握をしておいた方が良い情報です。

 

まず、撥水ですが、
外壁が撥水だった場合、雨は玉状になり、下に転がっていきます。
そして、汚れも付着しないようになります。
しかし、もし、付着してしまうと、洗浄作業をしないと、流れてくれません。

 

次に、親水ですが、
外壁が親水だった場合、雨は壁に着いて、薄く広がります。
そして、川のように下に流れていきます。
汚れは付着しますが、雨と一緒に流れていきます。

 

少しの違いですが、後々違いは大きくなる可能性があります。
汚れを弾く鉄壁を構成するが、一度突破されれば、洗浄を行う必要があるか、
汚れは最初から付着するが雨が降る度に一緒に流れる可能性を作るか。
ここは本当に好みの違いだと思います。
親水は親水で雨が降らないと効果が発揮出来ないので、
雨の少ない地域は効果が少なかったりもしますので、
その辺りも考慮しつつ、撥水性か、親水性かで塗料を選ぶのも、
一つのポイントだと思います。

★Ｊ★