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本日は上塗りの作業をしてきました。

 

外壁材は窯業系サイディングです。

 

過去に窯業系サイディングにも
一部使用されていたアスベストですが、
アスベストにも種類があるのをご存知でしょうか。

 

クリソタイル（白石綿）、クロシドライト（青石綿）、
アモサイト（茶石綿）、アンソフィライト石綿、
トレモライト石綿、アクチノライト石綿
の６種類あります。

 

この内、アンソフィライト石綿、
トレモライト石綿、アクチノライト石綿
の３種類は他の石綿やタルク（滑石）、
蛭石などの不純物として含まれていた物ですので、
商品になったというよりは、
アスベストの商品に不純物として含まれていた物です。

 

ですので、商品として多く出回っていたのは、
クリソタイル（白石綿）、クロシドライト（青石綿）、
アモサイト（茶石綿）の３種類です。

 

特に、クリソタイル（白石綿）、アモサイト（茶石綿）
の２つは外壁材に含まれていた物で、
クリソタイル（白石綿）は世界で使われた石綿の９割以上を占めており、
アスベストを含有した物の殆どがクリソタイル（白石綿）が使用されています。

 

次に、アモサイト（茶石綿）ですが、
これは断熱、保温に優れていた為、使用されていました。

 

そして、各アスベストの危険性についてですが、
クリソタイル（白石綿）＜アモサイト（茶石綿）＜クロシドライト（青石綿）
の順に発ガン性が強いとされていて、建材として使用されていた
クリソタイル（白石綿）、アモサイト（茶石綿）は発ガン性の低い２つにあたります。

 

そして、最も危険性の高いクロシドライト（青石綿）は高圧管に使用されていました。
ですので、工場や病院等で、ボイラー室のある所でアスベストが使用されていれば、
クロシドライト（青石綿）の可能性があります。

 

クリソタイル（白石綿）が最も危険性が低くても、
発ガン性があることには違いありませんので、
アスベストが使用されていると認識のある方はすぐにリフォームを検討してください。

★Ｊ★