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本日は中塗りの作業をしてきました。

 

家の基礎部分を施工する方法として、ＰＣ工法という物があります。

 

ＰＣ工法とは、工場で形成、製造したプレキャストコンクリート（ＰＣ）を、
現場でプラモデルの様に組み立てる施工方法です。

 

工場で生産される為、品質が維持され、費用が抑えられる優れものです。

 

しかしながら、メリットだけではありません。

 

例えば、工場で生産されるので、こちらに届くのも非常にスムーズですし、
現場での作業も予定通り進められます。
その為、逆に現場への搬入までに計画を全て立てなければいけません。
お客様が工期が延び、その分の費用も承知していただけるなら良いですが、
殆どのお客様がそういう訳にはいきませんし、
業者側も工期が延びると他の案件との調整も必要となるので、出来るなら予定通りにしたいところです。

 

しかし、予定通りにするには、スピーディーに現場搬入される前に色々と決めないといけないので、
実は結構忙しくなってしまったりするケースがあります。
効率的で、スピーディーが故に、お客様にもスピード感を求めないといけなくなるのです。

 

また、搬入の際に、ＰＣは非常に重たいので、その分、ガソリン代がかかったり、
場所や建物の高さによっては、クレーン等の重機が必要となるので、その分、費用がかかる可能性があります。

 

そして、ＰＣ自体のデメリットとして、結合部があります。
生コンからの施工であれば、繋ぎ目というのが少ないのですが、
ＰＣはパーツごとに接着していくので、そこには接合部が出来てしまいます。
この接合部の施工がしっかりしていないと、雨漏りや漏水につながる可能性があるので、注意が必要です。

 

更に、ＰＣは決まった形に製造されているので、
どの家も何となく型にはまった同じような見た目の仕上がりになる可能性があります。
これは、通りすがりの人等が見ても分からないかもしれませんが、
独創的な形を目指していても、業者等は外観から、何となくＰＣと分かったりします。

 

一軒家の基礎部分はおおまかに木造とコンクリート造、ＰＣ工法の３つに分かれます。
家の基礎部がどれかによって、向いている外壁が合ったりするので、是非、相談してみてください。

⌘Ｊ⌘