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本日は下塗りの作業をしてきました。

 

日本は昔から特有の建材を使用してきました。

 

その一つが漆喰（しっくい）です。

 

漆喰（しっくい）とは、水酸化カルシウム・炭酸カルシウムが主成分の建材です。

 

モルタルなどの下地の上に塗って施工します。

 

漆喰（しっくい）のメリットは、
防水性があること、調湿機能があること、二酸化炭素を吸収して固くなること、
防火性があることが挙げられます。

 

昔の日本家屋は、内装は土壁が主流だった為、
外壁に防水性があることで、雨が染み込まず、
内側の内壁がボロボロと崩れることを防いでくれていました。
また、現在でも、内側に水が染み込むことを雨漏りと呼んでおり、
雨漏りを防いでくれることは大きなメリットです。

 

また、それに関連して、調湿機能も湿度をコントロールしてくれるので、
土壁が崩れるのを防止する役目を担っていて、
現在では家の中の結露を防いてくれます。

 

更に、漆喰は空気中の二酸化炭素を吸収して、硬化していきます。
その為、時間が経てば経つほど、外壁の強度が増していきます。

 

そして、最後に防火性についですが、
漆喰の主成分である水酸化カルシウムが無機物の為、燃えにくいです。

 

水にも火にも強く、強度が増していくので、
耐久性としてはかなり強く、現在の外壁材の中でもかなり上位にする外壁材です。

⌘Ｊ⌘