塗装現場レポート

袋井市 外壁塗装 下塗り セルロースファイバー 特徴 メリット 無料見積り

投稿日:2021年4月24日

 

本日は下塗りの作業をしてきました。

 

外壁の中の断熱材に「セルロースファイバー」という物があります。

 

断熱材は無機繊維系、木質繊維系、発泡プラスチック系の3種類に分かれますが、
「セルロースファイバー」は木質繊維系に分類される断熱材です。

 

天然繊維(パルプ)で出来ており、新聞紙をリサイクルして作っているので、
住む人と地球環境に優しく、アメリカでは最も使用されています。

 

また、「セルロースファイバー」は高い断熱性を持っています。
その理由としては、熱伝導率の低さにあります。

 

「セルロースファイバー」自体が熱伝導率が低いので、
外気の熱を家の中へ通しにくいですし、家の中の快適さも外へ出しにくい素材となっています。

 

また、断熱性を向上させるには、断熱材の厚みも重要ですが、
グラスウールでは87㎜、セルロースファイバーは74mm、発泡スチロールでは56mm施工するのが、
基準の厚さとされており、グラスウールよりは少し薄く、
発砲スチロールより少し厚いという厚さになっています。

 

他にも、「セルロースファイバー」は防火性、防音性、調湿性の高い建材です。

 

セルロースファイバーはホウ酸により、充分な防燃処理がなされており、準不燃材料に合格しています。
このセルロースファイバーが燃えにくいメカニズムは、
燃焼時に表面が炭化される事で、その炭化層が酸素と熱から内部木材を保護するからです。
これだけ燃えにくい断熱材は他にはあまりありません。

 

また、万が一燃えても、シアン化合物などの有害物質を発生しませんので、
燃え広がるまえに安全に逃げる時間を稼ぐことができます。

 

更に、その防音性能の高さから、アメリカでは空港周辺の防音材としても、
使用されている実績があるほどです。

 

そして、パルプ繊維は高い吸放湿性能を持っています。
更に「セルロースファイバー」は、パルプ繊維を細かい繊維にすることでさらに高めています。
そのため、断熱材のもつ吸放湿効果によって、室内の表面結露、内部結露を防ぐのに大きな効果があります。

 

リフォームで、断熱材交換される際に参考にしてみてください。

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