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本日は中塗りの作業を行ってきました。

使用した塗料は油性塗料なのですが、凄く刺激臭がします。
いわゆるシンナーの臭いです。

 

これは塗料を希釈材にシンナーを使用している為で、一般的にはシンナーで希釈した塗料を油性塗料と呼びます。

 

このシンナーの刺激臭ですが、長時間嗅いでいると、健康被害が出てきます。

 

代表的な症状ですと、頭痛、めまい、吐き気、呼吸困難といったところでしょうか。

 

臭いを嗅いでいるだけで発症するので、非常に注意が必要です。

 

更に、シンナーの厄介なところは、肌に付着してしまった場合、肌から浸透して、健康被害が出るというところです。

 

肌に付着した時点で即座に洗い流さなければいけません。

 

ですので、塗装作業の際は肌に付着しないように、必ず長袖に長ズボン、マスクにゴーグルを装着して作業を行います。

 

肌に付着した場合の健康被害としては、視力低下、下痢、湿疹、睡眠障害、手足の痙攣、甲状腺の機能障害などが起こるとされています。

 

作業員が塗装をしている際には、軽装で近づかないように気を付けてください。

 

ところで、なぜそんなに危ないシンナーを使用するのでしょうか？

 

それは、シンナーで塗料をう組めて塗布しやすくするのと同時に、温度や湿度の変化に対してシンナーの蒸発量が変化することにより、見た目にも綺麗な仕上がりになるからです。

 

あんなに嫌な匂いのするシンナーも、やはり理由があって使用されています。

 

しかし、危険であることには変わりがないので、自分で塗装を行う際には、絶対肌に付着しないように、肌を可能な限り覆い隠して作業を行ってください。

 

★J★