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本日は外壁の上塗り作業をしてきました。

外壁材は窯業系のサイディングボードです。

 

この窯業系サイディングボードですが、かつては材料としてアスベストが使われた製品がありました。

 

法律で定められた含有規定率を超えた製品だった為、現在は製造はされていませんが、かつてのアスベストが含まれたサイディングボードが使われたままのお宅はまだまだあります。

 

アスベストが含まれているとはいえ、飛散しなければ安全ですので、メンナンスを行う事で使い続けることは出来ます。

 

その際は、塗装か、重ね張りを行います。

 

塗装は読んで字のごとく、塗装を行うことで新たな塗膜を作り、外壁の劣化を遅くする方法です。

 

この場合、新たに塗装をするので、アスベストが飛散しないよう、確実に、定期的に、メンテナンスの作業が必要となります。

 

次に重ね張りですが、アスベストを使用した外壁材の上に、新たな外壁材を張る方法となります。

 

この場合、新たに使う外壁材は金蔵系のサイディングを使用するのが、一般的です。

 

アスベスト含有の外壁材に蓋をしてしまうイメージです。

 

塗装よりも高価ですが、塗装よりも長持ちします。

 

一番良いのは、メンテナンスではなく、全面張替えを行い、アスベスト自体を除去してしまうことです。

 

しかしながら、外壁の張替えは重ね張りよりも更に高価で、工期も長くなります。

 

もし、アスベストを含有した外壁のお宅にお住まいでしたら、予算とも相談をしながら、張替えを検討してみてください。

 

それが一番安心していただけると思います。

 

★J★