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本日は中塗りの作業をしてきました。

 

塗料には有機塗料と無機塗料があることをご存知でしょうか。

 

有機塗料とは、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などの樹脂を配合した塗料で、現在一般的に使われている塗料がこれです。

 

一方、無機塗料とは、鉱物やレンガ、ガラスなどの無機物、炭素を含まないものを配合した塗料です。
一般的にはセラミック塗料やケイ素塗料が、有名な無機塗料です。

 

何故、無機塗料があまり使われていないのかというと、有機塗料に比べ、値段が高く、ひび割れを起こしやすく、再塗装が難しい為です。

 

まず、値段ですが、有機塗料と無機塗料で原料のコストが違い、無機塗料の方が高いので、必然的に塗料の値段も上がってしまうのです。

 

次に、無機塗料は弾力性が無いので、割れやすく、これがダイレクトにひび割れにつながっていきます。

 

最後に再塗装が難しいという所ですが、無機塗料の表面はツルツルしていて、汚れが付着しにくいというメリットがありますが、かわりに塗料も付着しにくいので、綺麗にケレンをしないと、塗料は付着せず、すぐに剥がれてしまいます。

 

この３つの理由から有機塗料の方が、使われることが多いのです。

 

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