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本日は上塗りの作業をしてきました。

 

外壁には板張りという選択肢もあります。

 

外壁として、木の板を使用する物なのですが、
古いお宅に見られる木の外壁、あれが板張りという物です。

 

近年は木材系のサイディングもあるので、
なかなか新規で実施するお宅は少ないですが、
ロッジや山小屋、古民家風の外観にしたい場合は実施する事があります。

 

その中でも更に、
縦に細い木材を立てて、木板を横にブラインドの様に通していく「下見板」や、
木板一つ一つにはまるように溝を彫って、はめて外壁を構成していく「羽目板」
という手法があります。

 

どちらも古民家風に仕上がりますが、
実際に施工されていた年代が違い、
どちらを再現したいかで手法を決めます。

 

素材としては、杉を用いることが多いですが、
費用を抑えたい方は他の木材で代用されているケースもあります。
更に、杉でも耐久性を上げる為に、
表面を焼いた焼杉板という物もあります。

 

これは焼いているので、外観としては、黒くなります。
焼く事で杉の良い香りはしにくくなるというデメリットはありますが、
耐久性は焼く前よりも上がり、腐りません。

 

現在ではあまり使われる事のない外壁材ではありますが、
別荘、セカンドハウス、宿泊施設としては、まだまだ人気のある素材です。
木の香りに癒されたい方や木の温もりが好きな方などは
リフォームの際に、板張りに変更することも検討してみてください。

★Ｊ★