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本日は上塗りの作業をしてきました。

 

今回のお宅は窯業系のサイディングでしたが、
一見窯業系のサイディングに見えて、
近づいてみたら、金属系のサイディングだったなんて事があります。

 

素材は金属でありながら、石のような模様がついていたりするので、
見分けがつきづらいことがあります。

 

そして、この金属系サイディングですが、
金属の種類によって、様々な特性があります。

 

サイディングとして、現在ある素材としては、
スチール、アルミ、ステンレス、ガルバリウムの
４種類といったところでしょうか。

 

まず、スチールですが、
４種類の中で、一番水分に弱い素材です。
そして、約１０年以内にチョーキングが起きやすい傾向にあり、
チョーキングが起こると、塗膜にムラが出てくるので、
そこから錆びやすいので、注意が必要です。

 

次にアルミですが、
アルミと聞くと、錆びにくいイメージがあると思います。
しかしながら、サイディングに使われているアルミは純度が１００％ではない為、
錆が発生します。特に白錆が発生します。
スチールよりは錆の発生するまで時間がかかりますが、
いずれは発生するので、発生すればメンテナンスをした方が良いです。

 

次にステンレスですが、
これは、スチールやアルミとは違い、
基本的に錆は発生しにくいです。
ただ、１００％発生しないわけではないので、注意が必要なことと、
他と同様、塗装は劣化していくので、その際にはメンテナンスをされた方が良いと思います。

 

最後にガルバリウムですが、
これもステンレス同様、錆びにくい素材です。
しかし、他の金属と違い、切断部分の切り口から錆びてくる独特の特性がありますので、注意が必要です。

 

各金属によって、特性があるので、錆を見つけたら、メンテナンスを検討してください。

★Ｊ★