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本日は上塗りの作業をしてきました。

 

塗料の中には、汚れが付着しやすい塗料と付着しにくい塗料があります。

 

例えば、アクリル系塗料等の安価な塗料は汚れが付着しやすいです。
その理由としては、塗膜が弱い為です。
アクリル系塗料は元々耐久性の高い塗料ではないので、塗膜自体が弱く、
劣化が早い分汚れが付着しやすく、汚い塗膜を作ってしまいます。
お安く手軽な塗装ではありますが、綺麗で理想な塗膜とは程遠くなってしまいます。

 

同じ理由から、１液型塗料も汚れが付着しやすいです。
強い塗膜を実現するには、２液型塗料を選ぶと良いです。

 

他にも、アクリル系塗料だけでなく、合成樹脂の塗料自体、汚れを吸い寄せやすいです。
その理由としては、合成樹脂は、帯電しやすい性質を持っているからです。
その為、静電気が起きやすく、ホコリや汚れを引き寄せてしまい汚れやすい外壁になります。

 

他にも弾性塗料も汚れが付着しやすく、
塗膜自体が柔らかく、伸びる性質を持っている塗料ですので、
塗膜に刺さるようにゴミや汚れが付着してしまう性質があります。
粘土にゴミが付着するのと同じイメージで、
汚れやホコリが取れにくく汚い外壁塗装とさせてしまいます。
弾性塗料は追従性がある塗料ですので、
使用の際には、追従性と汚れにくい外壁のどちらを重視するのかを考えて選ぶようにしましょう。

 

また、弾性塗料はほぼ間違いなく、合成樹脂の塗料をベースにしているので、
上記の静電気にも注意が必要です。

 

更に、艶無し塗料も汚れが付着しやすいです。
鏡面さが無いので、汚れを吸い寄せやすいようです。
しかしながら、艶が無いので、汚れの付着が分かりにくいというメリットはあります。

 

汚れが付着しやすい塗料でも、こまめに洗浄を行っていれば、綺麗な状態を保つことは出来ます。
洗浄を行うのが面倒臭い方は汚れが付着しにくい塗料を選ぶと良いでしょう。

⌘Ｊ⌘