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本日は中塗りの作業をしてきました。

 

塗料の揮発性物質は、シックハウス症候群を引き起こす可能性があります。

 

シックハウス症候群とは、揮発性物質を吸い込んだことで、
目がショボショボしたり、頭やのどが痛くなったり、息苦しくなる病気です。

 

その原因も分かっていて、塗料自体や塗料の希釈材であるシンナーなどに含まれる、
ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエンの３つが原因で引き起こされます。

 

また、これら揮発性の物質は、揮発性有機化合物と呼ばれ、略してＶＯＣといわれることもあります。

 

このシックハウス症候群を引き起こさない為に、塗料業界でも対策が取られていて、
ＶＯＣの量が少ない製品には、F☆☆☆☆（エフフォースター）というランクがつけられたりしています。

 

他にも、上記に書いた通り、シンナーにもＶＯＣが多く含まれており、油性塗料の希釈材に使われています。
その為、水を希釈材とする水性塗料を使うことで、シックハウス症候群にかかりにくくなります。

 

また、ＤＩＹの際に、室内で油性塗料を使い、シックハウス症候群となるケースが報告されているようです。
室内で塗装を行う際には気をつけてください。

 

他にも、F☆☆☆☆（エフフォースター）とは別に、ＶＯＣフリー塗料、低ＶＯＣ塗料といった製品も出てきています。
これの製品を使えば、シックハウス症候群にかかるリスクは減り、安全に作業を行うことが出来ます。

 

また、ＶＯＣが多量に含まれた塗料でも、吸い込まないようにマスクをすること、外でもなるべく通気が良いようにしておくことで、
リスクヘッジをすることが出来ます。

 

シックハウス症候群にかかり、救急車で運ばれるケースも一定数あり、
外での作業だから大丈夫と思っていると、なってしまうことがありますので、気をつけてください。

⌘Ｊ⌘