強溶剤と弱溶剤について

投稿日:2020年7月29日

 

塗料には水性と油性があります。

 

水性は水で薄めて使うので水性、
油性はシンナーで薄めて使うので油性と名付けられています。

 

油性は溶剤、溶剤系と呼ばれることもあり、
現在では更に、強溶剤と弱溶剤に分類されています。

 

強溶剤とは、専用シンナーで薄めて使う塗料がこれに分類される事が多く、
シンナー臭はこちらの方が強く、更に耐久性もこちらの方が高いです。
一般の住宅にはあまり使われることはなく、橋や大型の建造物に使われることが多いです。

 

次に弱溶剤とは、一般的な塗料用シンナーで薄めて使う塗料です。
外壁用塗料で油性というと、一般的にはこの弱溶剤の塗料のことを指します。

 

また、別名ターペン塗料と呼ばれることもあります。
ターペンとは、テルペンがなまった言葉です。
テルペンとは、原油を蒸留して、得られる脂肪族炭化水素系の混合溶剤の事です。
分かりやすく言うと、灯油に近いシンナーのことです。
これに関連して、シンナーで希釈する事をターペン可溶と呼んだります。

 

そして、何故、強溶剤と弱溶剤と呼ばれているかというと、
強溶剤の方が塗料本体を溶解する力が強く、
塗料と希釈材がより一体化しています。
ただ、その溶解力の強さ故に、旧塗膜まで溶かしてしまう為、
ケレンをしっかり行わなければ、色が混ざってしまったり、
本来の耐久性を発揮出来ないことがあります。

 

それに比べ、溶解力は低いので、弱溶剤と呼ばれています。
強溶剤とは逆で、旧塗膜まで溶解することは無く、
重ね塗りをしても、ちゃんと塗膜を形成することが出来ます。

 

一般住宅に強溶剤が使用されないのは、
塗装が難しいという箇所は基本的に無いからです。
耐久性が高いはいえ、デメリットも大きいので、
使用には十分、注意が必要です。

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