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外壁に付着する厄介な汚れと言えばコケや藻ですが、
これらは繁殖しやすい環境には一定の特徴があります。

 

外壁材や塗膜が劣化していたり、外壁に凹凸の模様がある、
日差しが当たりにくい、日蔭である時間が長い、
風通しが良くない、近くに川や池、用水路等湿気、水気がある、
等が挙げられ、どれかに該当すると、コケや藻が繁殖しやすいかもしれません。

 

例えば、外壁材や塗膜の劣化だと、
防水性能が低くなっていたり、傷が出来ている事で、そこに胞子が定着する可能性があります。
同様の理由で、外壁の凹凸の模様は注意が必要です。

 

他にも日差しが当たりにくかったり、日蔭の時間が長い場合には、
湿気が溜まりやすいので、コケや藻が大好きな環境といえます。
意外と盲点なのが、植物です。
樹木などが家のそばに生えていて、そのせいで、日蔭の時間が長く、
繁殖してしまうケースがあります。
他にも、立地によって、屋根の影のせいで日差しが遮られるケースもあるので、
家の立地にも注意が必要です。

 

そして、外壁材や塗膜に劣化もなく、日当たりが良好でも、
風通しの問題や近くの水場のせいで、湿気が滞留することもあります。
風通しに関しては、これも家の建っている方角等によるものが多いと思いますが、
近くに水場がある場合には、どうしても湿気は常に滞留しやすかったりします。

 

その場合には、そういった立地に建っていることを認識した上で、
こまめに洗浄したり、予防策を行うと良いです。
後は、外壁材をなるべくツルツルの物にしておくことでしょうか。

 

現在、コケや藻が生えてしまったという方は上記に気を使って、
全ての要因を排除してみてください。

⌘Ｊ⌘