外壁塗装は足場がどうしても必要?

2022年5月30日更新

外壁塗装や、屋根工事などの高所での作業には足場を設置します。

この記事のタイトルですが、結論を先に申し上げると「足場はどうしても必要なものです」。

 

では、どうして足場が必要なのか、足場代の相場はいくらなのか等、足場について詳しく解説いたします。

「お問い合わせからの流れ」については、こちらのページです。

 

外壁塗装は足場がどうしても必要? (3)

 

【足場が必要な理由3つ】

足場が必要である理由は、大きく分けて3つあります。

 

①現場での安全性を確保する

この理由は誰しもが思いつくのではないでしょうか。

高所での作業を梯子や脚立で行うと、落下事故の危険性が高まります。

マイホームを綺麗にしてもらおう、塗料で保護してもらおうと、外壁塗装や屋根工事を依頼して職人の落下事故が起きれば「工事をして良かった」と100%思うでしょうか。

我々はもちろん、きっとお客さまにとっても嫌な気持ちになると思います。

せっかく工事をお願いしたのであれば、良い気持ちで終わりたいのは当然の事です。

安心、安全な工事を行う為に足場は必要不可欠なのです。

 

②質の良い工事ができる

足場がある事で建物の周りの空間が作業スペースになります。

作業スペースがあれば刷毛やローラー、重たい塗料缶など一旦置き、次の作業に集中して行う事ができます。

 

また、足元がフラフラしていると手元ではなく足元ばかり気になってしまい、職人が持つ技術を最大限に発揮する事ができません。

 

更に脚立や梯子では広い範囲に手が届かないので、1回1回移動をさせながら塗装をしなければなりません。

そうなれば作業効率が悪いだけでなく、綺麗な仕上がりにする事も難しいでしょう。

 

職人がスムーズに移動でき、手元に集中して良い仕上がりにする為にも、足場は重要なのです。

 

③近隣への配慮ができる

足場を組むと、足場の周りに飛散防止ネットというメッシュシートを張る事ができます。

塗装工事に限らず、工事現場はこのメッシュシートなどで中が見えないようになっていますよね。

飛散防止ネットはその名の通り、塗料やゴミ、高圧洗浄の水しぶきが近隣に飛散しないように守っているシートです。

 

隣のお宅や向かいのお宅が工事をしていて、高圧洗浄の汚れた水や塗料が飛んできたら、いい気はしません。

近隣の方にご迷惑がかからないよう、配慮する為に足場・飛散防止ネットの設置は欠かせません。

 

【足場代の相場はいくら?】

外壁塗装は足場がどうしても必要? (2)

 

一般的な大きさのお宅で約20~25万円ほどの足場代がかかります。

この費用はお住まいの大きさや勾配、高さ、足場の種類(単管、ビケ、枠組みなど)により変わります。

 

足場の中で最も多いのはハンマーでくさびを叩き、固定して組み立てるビケ足場です。

(一側足場とも呼びます。)

ビケ足場の相場は約850~1,000円/㎡です。

 

【悪徳業者にご注意ください!】

外壁塗装は足場がどうしても必要? (1)

 

外壁塗装は学校では習いませんし、テレビで特集されている事もあまりないので、知る機会は少ないと思います。

その為「どうせわからないだろうから」と、悪質な契約をする業者が存在します。

 

足場において最も注意しなければならないのが、「足場代無料」という言葉です。

ほぼ危険な業者と思って間違いありません。

 

約20万円以上する足場代が無料とは、なんとも魅力的に聞こえますが、それが大きな罠です。

「近所で工事をしていて足場を持ってくるので無料」

「今、キャンペーン中なので無料にします」など、言葉巧みに契約を迫ってくるでしょう。

実際、見積書を見ても足場代0円、または足場代の項目がないかもしれませんが、ここで安心してはいけません。

 

足場代無料のカラクリは、他の項目を上乗せしている、という事が考えられます。

下塗り金額が相場の倍以上になっていたり、何かわからない「諸経費」の項目が高い金額が設定されていたりとするはずです。

足場代を無料にしている分、他の項目に費用を分散させて紛れ込ませている可能性が高いです。

諸経費が異様に高い、外壁一式〇〇円などといった不明瞭な点は、しっかりと確認をしましょう。

 

なお、他の項目が相場よりも高いかどうか判断するには、足見積りを取るのがオススメです。

少なくとも2社以上から相見積もりを取り、見積書を見比べる事で費用の違いや工事内容の違いが見えてきます。

 

また、足場を組まずに職人の体を安全帯で支え、ロープで吊って作業をする、または大型のブランコを吊るしてカゴの中に入った職人が作業をする『無足場工法』で工事をする業者もいます。

足場を設置できないような狭い場所の施工であればやむをえませんが、そうでもないのに無足場工法で施工をするというのは、丁寧な仕事をしてもらえない可能性があります。

枠組み足場が設置できる環境にも関わらず、無足場工法での施工を提案する業者というのは、工事費用を安くして契約させている事が考えられるので、このような業者とは契約をしない方がいいでしょう。

「工事業者の選び方 ~基礎編~」は、こちらのページです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

塗装工事で一番最初に行う工程の足場設置ですが、その後に続く高圧洗浄、養生、劣化補修、ケレン作業、塗装と、一連の作業を安定して行う為にも、足場は必要不可欠な存在なのです。

良い工事は良い足場から。

足場を組まない、足場代は無料という業者は避けた方がいいでしょう。

 

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