見積もりにある”付帯部”って何?塗装した方がいい?

2022年6月3日更新

見積もり書を見た時、”付帯部”と記載されている事があります。

あまり聞き慣れない言葉ですよね。

「まぁ、業者に任せておけばいいだろう」とわからないまま丸投げすると、後で後悔するかもしれません!

この記事では、付帯部について詳しくご案内します。

 

【付帯部ってなに?】

見積もりにある付帯部って何?塗装した方がいい? (3)

 

お住まいの屋根・外壁の他のパーツを付帯部といいます。

建物は屋根や外壁だけでなく、様々な部材を組み合わせて造られています。

 

では、具体的に付帯部はどこかというと・・・

雨樋、雨戸、鼻隠し、破風板、笠木、水切り板金、庇、軒天、シャッターボックス、玄関ドア、ポストなどがあります。

 

見積書に「付帯部一式」という記載があったら、実際にどこが塗装されるかわかりませんよね。

完工後に「ここも塗装してくれると思っていたのに」と、後悔のないよう、見積もりや打ち合わせの時点で「付帯部とは、具体的にどこを塗装してくれますか」と確認しておくのがいいでしょう。

塗装業者の中には見積書にどこを塗装するか記載している所もあります。

しかし、記載されていない場合もあるので、その際はしっかりと確認しておく事で、後からトラブルになるのを回避できます。

「知っておきたいお住まいの各部位の名前」は、こちらのページです。

 

【外壁塗装の際、付帯部も一緒に塗装した方がいい?】

見積もりにある付帯部って何?塗装した方がいい? (2)

 

「とりあえず、今回は屋根と外壁だけ塗装してもらって、付帯部は今度で」とするとどうなるでしょうか。

屋根と外壁だけは綺麗になって、他の部分は傷みや汚れが残ったままになります。

そうなれば塗装しなかった箇所が悪目立ちして、お住まい全体が古びて見えてしまう事も。

銅製の雨樋などの、もともと強固な素材でできている部材は塗装をしても耐候性の向上はあまり見込めませんが、美観の面で塗装をご依頼される方は多いです。

 

◆付帯部だけ塗装しないとどうなるか

大抵の付帯部は塗装によって保護されています。

塗装が劣化すると耐候性が低下したり、低汚染性が低下します。

すると部材自体に紫外線や雨風のダメージが直接行き届くようになり、部材、ひいてはお住まいの寿命が縮まっていきます。

部材が腐食したり、錆びが広がってしまうと、塗装では補修しきれなくなり、交換などの工事が必要になる事も。

交換は塗装よりも費用がはるかに高額です。

お住まいの構造によっては『傷んだ部分を外して新しいものを取り付ける』だけでなく後ろの部材も丸ごと交換しないといけないケースもあります。

 

更に、付帯部が劣化する事で思わぬトラブルを招く場合もあります。

例えば軒天の劣化を放置し、軒天自体が剥がれたり穴が空くと、そこに害虫や害獣が住み着いてしまう事があります。

幕板や破風板が劣化して隙間ができれば、そこから雨水が侵入してしまいます。

雨漏りは屋根から、と思われがちですが、雨水が建物内部に侵入する事は、全て雨漏りです。

雨漏りは建物を内側から腐食させ、湿った木材を好むシロアリを呼び寄せ、カビが生えれば人体にも影響します。

お住まいだけでなくご家族の為にも、付帯部を大切に保護する事をオススメします。

「雨漏りスピード補修」については、こちらのページです。

 

もう1つ、外壁塗装や屋根塗装の際に付帯部も塗装した方がいい大きな理由があります。

それは「高所での作業は足場代がかかる」です。

屋根塗装や外壁塗装のように高所での作業は、足場が欠かせません。

足場代の相場は、一般的な大きさのお宅で約20万円前後です。

塗装工事を行う度に足場を組み立てていては、大変な負担になりますよね。

玄関ドアやポストなどの低い場所では足場の必要はありませんが、軒天や破風板、雨樋などの高所にある付帯部の塗装は足場が必要です。

その為、屋根や外壁、付帯部は傷んでいる所をできるだけ一緒に塗装する事で足場代を節約する事ができます。

「屋根工事と外壁工事はセットがお得!」は、こちらのページです。

 

【外壁塗装と一緒に塗装すべき付帯部とは?】

見積もりにある付帯部って何?塗装した方がいい? (1)

 

では、実際にどのような付帯部の塗装を一緒にするべきか、その理由と一緒にご紹介します。

 

・幕板、帯板

1階と2階の間や、お住まいの外壁に縦に取り付けられている幕板(帯板)。

クラックや塗膜が剥がれると、幕板が原因によって雨漏りを起こす事があります。

美観の面で見ても外壁を塗装するのであれば幕板も一緒に塗装すると、外壁全体が美しくなります。

 

・雨樋

外壁だけ綺麗に塗装されても、建物に長く取り付けられている雨樋が傷んでいると悪目立ちしてしまいます。

美観目的の他に、塩ビ製など塗膜で保護されている雨樋は塗装する事で耐候性を向上させ、寿命を延ばす事ができます。

 

・軒天

軒天は日が当たりにくいので湿気がこもりやすく、カビや苔が繁殖しやすい場所です。

汚れが付いたり、塗膜が剥がれている場合は塗装工事をオススメします。

 

なお、軒天にシミができている場合は雨漏りのサインの可能性があります。

その場合は、早めに調査をご依頼ください。

 

・破風板、鼻隠し

破風板や鼻隠しは、屋根の先端にあるので劣化スピードが早い部分です。

劣化すると雨漏りに繋がる恐れがあるので、定期的に塗装をして保護してあげましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

塗装工事は屋根・外壁に焦点が行きがちですが、付帯部もお住まいの大切な一部です。

劣化している場合は放置せず、外壁などとできるだけ一緒に塗装して保護しましょう。

 

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