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本日は下塗りの作業をしてきました。

 

塗装を行う際には、スプレーガン、ローラー、刷毛等を使います。

 

特に細かい所を塗装する際には、刷毛しか使えません。

 

この刷毛ですが、馬、豚、山羊の毛が使われています。

 

それぞれ塗布する塗料などによって、使い分けます。

 

馬はハケの毛材として使用頻度も高く、
塗料の含みはヤギと豚毛の中間で適切な腰がある。
その為、どんな塗料にも使えます。

 

豚は毛質が太く毛腰が非常に強く、
毛先が柔らかいため粘度の低い防虫防腐剤の木部塗装に最適です。

 

山羊は上記２つよりも塗料の含みがよく、
毛質が柔らかいため、ハケ目（塗った跡）が残りにくいのが特徴です。
その為、跡が残りやすい粘度の高い塗料を塗るのに最適です。

 

更に、その毛には様々な箇所の毛が使われていて、
馬ですと、尾、鬣、銅、足の毛が使われています。

 

山羊だと、尾、顎、わき腹、背中、つま先の毛が使われています。

 

豚は全身の毛を混ぜて、使われています。

 

メーカーなどによって、使われている割合が違うようですが、
馬の場合、尾と足が、山羊の場合、尾の毛が、
多く使われている刷毛が高級品である傾向にあるようです。

 

もし、ＤＩＹをする際には、
ホームセンター等で見比べてみてください。

⌘Ｊ⌘