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本日は上塗りの作業を行ってきました。

 

鉄部の塗装を行う際には、
錆止め塗料を塗布します。

 

金属の腐食を防ぐ効果のある塗料を錆止め塗料と呼びます。
金属の表面に皮膜を形成し、
錆の原因である水や酵素を遮断、除去することで錆や腐食を防ぎます。

 

錆止め塗料は大まかに分けて、
２種類あり、油性系とエポキシ樹脂系に分かれます。

 

まず、油性系ですが、
油性系の中でも１種と２種に分かれます。
通常だと、１種か２種のどちらかのみ塗布をします。
ですが、錆が付きやすい箇所には１種と２種、どちらも塗布を行います。

 

１種は、塗装した膜が厚くなるのが特徴です。
ただ、膜内部の乾燥が遅いので、塗装には技術が必要です。
また、亜鉛メッキに対する接着力が低い欠点があります。
２種やエポキシ樹脂系と比較すると使われることは少ないようです。

 

続いて、２種ですが、
１種とは逆で、塗膜が薄いのが特徴です。
その為、効果も１種に比べると、劣ります。
しかしながら、乾燥は早い為、塗膜が綺麗に仕上がリます。

 

最後にエポキシ樹脂系についてですが、
エポキシ樹脂は接着剤としても使われています。
現在最も使用されている錆止め塗料といわれています。

 

錆止め塗料の種類について書いてきましたが、
錆止め塗料の効果を長持ちをさせる為には、しっかりケレンを行う事が重要です。
もし、ＤＩＹで錆止めをされる際には、ケレンで錆をしっかり綺麗に落とす事を意識してください。

⌘Ｊ⌘