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本日は下塗りの作業をしてきました。

 

塗装の作業はローラーやエアスプレーを使い分けます。

 

では、何故、使い分けるのかというと、それぞれメリットとデメリットがあるからです。

 

例えば、ローラーの場合、塗料の飛散が少ないこと、厚塗りしやすいこと等がメリットです。

 

ローラーで塗ると、塗料を塗装面に直接しっかり密着させていくので、飛散しにくいです。
当たり前のことのようですが、これは、塗料の無駄も少なく、
塗装コストを抑えることもできます。

 

また、ローラー塗装は、厚塗りしやすいのもメリットの一つです。
塗装する際の力加減で、塗料を厚く塗ることができます。
厚塗りによって高級感のある仕上げにしたいときなどは、ローラー塗装が向いています。

 

他にも、作業員の技術力に左右されにくいメリットもあります。
経験が浅いスタッフでも、丁寧に作業すればベテランと仕上がりで大きな差が出にくいのです。
そのため、若手スタッフにもある程度塗装を任せやすく、業者側としても助かります。

 

ただ、デメリットとしては、細かな部分の塗装に向きません。
例えば、塗装面の隅っこなど、物理的にローラーが届かない部分は対応できません。
また、立体的なものを塗装するのにも不向きです。
その為、ローラーで塗布をする時は刷毛と併用することになります。

 

また、塗装場所の条件によってローラーの交換が必要です。
広い壁面を塗装する時は大型のローラーを使ったり、
表面がザラザラした壁面を塗装する時は毛足の長いローラーを使用します。
この塗面によってローラーを交換する手間がかかることで、地味に塗装時間が長引く原因になります。

 

他にも、ローラーは塗りムラが発生することがあります。
ローラーの使い方にクセがあったり、
力の入れ方が不均一だったりすると塗装がムラになってしまいます。
また、塗料の量が多過ぎる・少な過ぎる場合も、ムラになりやすいので注意が必要です。

 

ＤＩＹの際にも気をつけて作業をしてみてください。

⌘Ｊ⌘