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本日は下塗りの作業をしてきました。

 

外壁材はモルタルです。

 

皆様、「珪藻土」はご存知でしょうか。
バスマットに代わり、近年流行していて、
土を固めた板が吸水をしてくれる優れものです。
その正体は植物性プランクトンの死骸「珪藻」です。
その植物性プランクトンが化石となり、
水中で堆積して泥土になったものです。

 

この「珪藻土」ですが、
外壁材としても使用されるようになりました。

 

工法は湿式工法で、塗り壁として使用されています。
そのメリットとしては、
調湿効果があることは勿論、
脱臭効果、耐火性、吸音効果がある事が挙げられます。

 

調湿効果については、
上記に書いた通り、吸水をしてくれるので、
雨の日は吸水をしてくれ、カビ等は生えにくいです。
そして、湿度の低い日に吐き出してくれます。

 

次に脱臭効果ですが、
吸水と同じメカニズムで臭いも吸収してくれます。
周りに強い臭いがあった場合でも染みつきにくいです。

 

次に耐火性ですが、土なので燃えにくい特徴があります。
これは塗り壁全般にある特徴ではありますが、
重要な事なのでメリットに挙げています。

 

最後に吸音性ですが、
珪藻土は多孔質で、そのおかげで調湿効果や脱臭効果を得ています。
そして、その多孔質は音も吸収してくれ、
外からの音を中へ、中の音を外へ響きにくい特徴があります。

 

現在はまだまだ普及はしていない素材ではありますが、
かなり画期的な良い素材だと思います。
モルタルの外壁でリフォームを検討されている方は
珪藻土へ変えてみるのも良いと思います。

★Ｊ★