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本日は中塗りの作業をしてきました。

 

塗装の作業を行う場合、
多くの場所はスプレーガンやローラーで塗布をしていきます。

 

しかし、細かい場所は刷毛で丁寧に塗布をしていくのですが、
この細かい場所を刷毛で塗ることを「ダメ込み」と言ったりします。

 

これは、「ダメ出しが出ないように塗り込む」の略です。

 

ダメ出しが出るということは、
塗布をやり直さなければいけないということです。
具体的には塗り残しがあったり、塗膜が均等でない、
「垂れ」が発生している等が考えられます。

 

そうして、丁寧に塗り込むことを「ダメ込み」と呼んでいたのですが、
近年は少し意味合いが違って使っている業者も増えているようです。

 

例えば、ローラー等で塗布を行う前に、
細かい場所を先に塗布する事を「ダメ込み」と呼んだり、
ローラーで塗布出来ない目地を先に刷毛で塗布することを
「ダメ込み」と呼んだりします。

 

いずれも、ダメ出しが出ないように行っている作業ではありますが、
その作業自体を「ダメ込み」と呼んでいるので、
元々の意味合いとは変化しつつあるようです。

 

現場にて突然、「ダメ込み」という言葉が聞こえてくると、
失敗してるんじゃないかと、少し不安を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、
失敗を起こさない為に、丁寧に作業する事や、
単なる作業の名前として「ダメ込み」と呼んでいます。
「ダメ込み」と聞こえてきても、丁寧に作業をしているんだと、
思っていただければと思います。

★Ｊ★