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本日はケレンの作業をしてきました。

 

ケレンとは、外壁にこびり付いた汚れや古い塗膜を削っていく作業です。

 

ケレンの他にも、剥離剤を使用する方法や、焼き剝ぎといった方法で、
古い塗膜は剥がすことが可能です。

 

ケレンの際には、紙やすり（サンドペーパー）やスクレイパー、ケレン棒、ケレン用のスポンジ等で、
手作業で削っていく方法や、
ディスクサンダー等を使用する機械による作業、
サンドブラスト等を使用するブラスト法と３種類に分かれています。

 

これらは、適材適所、素材や状況によって使い分けます。

 

では、剥離剤とはどういった物かというと、
古い塗膜の上に刷毛やスプレーで塗布すると、薬剤が塗膜面に浸透して内側から樹脂の結合力を破壊し、
外壁表面で固まっていた塗膜がボロボロの布のように柔らかくなり、外壁への付着力が低下させる物です。

 

この柔らかくなった塗膜を、上記に書いたスクレイパーやケレン棒、
高圧洗浄機等を使って除去して行くのが剥離作業です。

 

戸建て住宅の古い塗膜はほとんど高圧洗浄のみで落とすことができますが、状況次第では剥離剤が使用します。

 

また、剥離剤はリムーバー、または軟化剤とも呼ばれます。

 

次に、焼き剝ぎですが、こちらはトーチランプ等で高温の火を作り、
この火を古い塗膜に当てて、柔らかくしてから、スクレイパーやケレン棒で除去していく作業です。
また、剥離したあとは、研磨紙（布）で研磨し、素地ごしらえをします。

 

火を使った方法なので、薄い鉄板は変形しますし、木材にも使用の際には、注意が必要な方法です。

 

また、バーンオフとも呼ばれています。

 

リムーバーを使用する方法やバーンオフも適材適所で使用します。

⌘Ｊ⌘