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本日は下地調整の作業を行ってきました。

 

鉄筋コンクリートの外壁には、
「かぶり」や「かぶり厚さ」という用語があります。

 

これは鉄筋の周りのコンクリートの厚さを指す言葉です。
この「かぶり」「かぶり厚さ」は建築基準法により最低の厚さが決まっています。

 

その為、「爆裂」などで「かぶり厚さ」が足りなくなると、
耐久度不足となる可能性があるので、すぐに修復することをオススメします。

 

他にも外壁で他の意味を指す「かぶり」という言葉があります。

 

それは、今回のモルタルの壁等の様に、塗装の用語です。

 

塗装での「かぶり」とは、
乾燥途中で表面が白くにごり、艶が無くなった現象を指します。

 

起こる原因としては、
湿度が90％以上である事、
気温が低い事、
塗料と溶剤のバランスが悪い事、
スプレーガンの吹付圧カが高すぎる事
が挙げられます。

 

湿度に関しては、雨の日に作業を行わない理由の一つでもあります。
他にも塗膜が流れてしまったり、乾燥しにくいので、作業を行いません。

 

気温に関しては、地域や季節によっては、仕方ありません。
そういった状況ではなるべく起こりにくい塗料や、
気をつけるしかありません。

 

塗料と溶剤のバランス、スプレーガンの圧力に関しては、
完全に職人の腕前です。
この二つが原因だった場合は、次回以降、業者を変えることをオススメします。

★Ｊ★