静岡県浜松市の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店　磐田市 袋井市 掛川市 菊川市 牧之原市

 

本日は下塗りの作業をしてきました。

 

外壁材はモルタルです。

 

前回、「タルクウォーク」について書きましたが、
今回は「イタリアンスタッコ」について書いていきます。

 

「タルクウォーク」はスイス生まれでしたが、
「イタリアンスタッコ」はその名の通り、
イタリア生まれです。

 

イタリアの中でも古い建物はモルタルが多く、
イタリアンスタッコが使われています。

 

元々、「スタッコ」という物自体、イタリア生まれで、
いわば「イタリアンスタッコ」が本来の「スタッコ」です。

 

しかしながら、日本でよく使用されている「スタッコ」とは
成分が違い、日本では区別する為に「イタリアン」が付いたと思われます。

 

では、その成分の違いですが、
日本の「スタッコ」は、消石灰にセメントや砂を混ぜた物です。
それに対し、
「イタリアンスタッコ」は、消石灰に大理石を混ぜた物です。
大理石と聞くと豪華なように感じますが、
消石灰と混ぜて、原価を下げる事や
そのまま使うには模様が悪い物を砕いて使う事を目的にしているようです。

 

その為、幅広く使われており、費用も高い物ではありません。

 

ただ、日本で使用する場合には、輸入したりしますので、
費用が高くなることがあります。

 

このように、モルタルの外壁でも
世界中で使われており、その土地によって、使える物を混ぜて使用しています。
それによって、それぞれ独特の風合いを醸し出しています。
ヨーロッパ風の外壁を目指している方は参考にしてみてください。

★Ｊ★