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本日は下塗りの作業をしてきました。

 

家屋には「水切り」という箇所があります。

 

建物の土台と外壁の間のところが「水切り」です。

 

家屋の構造にもより、設置されているお宅と設置されていないお宅があります。

 

では、何故、そのような箇所があるのかというと、
水切りは雨水を直接土台に流れない様にしている物で、
土台がコンクリートだと、通気性が悪いので、雨水が入ってくると、
雨水が乾燥しにくく、土台内でコケ等が繁殖することがあり、
建物自体の寿命を短くなってしまうのです。

 

その為、土台から木造のお宅は「水切り」は設置されていません。

 

逆に土台がコンクリートのお宅で、
「水切り」が設置されていない場合には、出来るだけ設置した方が良いです。

 

ただ、この「水切り」、海外ではほぼ設置されていません。
その理由は海外で土台にコンクリートを使っているところは、
湿気の少ない地域が多く、土台に通気性が無くても、問題ないところが多い為です。

 

それに比べ、日本は高温多湿の為、土台になるべく通気性を持たせて、
なるべく寿命を延ばすようにしています。

 

それでも、欧米では建物の寿命は約１００年と言われていますが、
日本では約４０年とされていて、半分も持たないという認識が現状です。

 

しかしながら、「水切り」を設置しなければ、尚更寿命が短くなってしまいますので、
少しでも長くなるように、コンクリートの土台のお宅には、設置をしています。

 

もし、土台がコンクリートのお宅で、設置されていない場合には、
リフォーム業者に相談されることをオススメします。

⌘Ｊ⌘