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本日は下塗りの作業をしてきました。

 

油性塗料を塗布する際に、「縮み」という現象に気を付けなければいけません。

 

「縮み」とは、塗膜の表面から乾いていく際に、表面が縮んでしまう現象です。

 

「しわ」と呼ばれることもあり、呼び方はまちまちです。

 

これが起こる原因としては、
油性塗料を一度に厚塗りした場合、塗膜表面が早く上乾きし、
内部の乾燥が遅れることで起こります。
その際に、「しわ」のような模様で「縮む」ので、
「しわ」や「縮み」と呼ばれています。

 

また、下塗りが十分に乾燥していない上に塗り重ねたときに、
起こりやすいので、こちらも起こる原因の一つといえます。

 

「しわ」「縮み」を発生させない対策としては、
一度に厚塗りをしないことと、下塗りをしっかり乾燥させるというシンプルな事です。

 

ただ、下塗りを乾燥させるには、単純に待ち時間を長くすれば良いだけなのですが、
厚塗りをしないというのは、意外と難しい事です。

 

っというのも、塗料は薄すぎても、十分な厚さにするまでに塗る回数が多くなる上に、
工期も長くなります。

 

その為、適度な厚さに塗る技術が必要となってくるのです。
その技術や感覚を身に付けるには、経験が必要です。

 

そこに職人という職業が存在する意味があります。

 

そして、ＤＩＹのリスクを指す部分でもあります。
ＤＩＹで塗装をしてみるのも良いですが、リスクも必ず承知した上で、行ってみてください。

⌘Ｊ⌘