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本日は下塗りの作業をしてきました。

 

塗装の際には、エアスプレー、刷毛、ローラー等を使用しますが、
それぞれ種類が様々です。

 

例えば、ローラーですと、化学繊維を使った物が多いのですが、
繊維によって、それぞれ特徴があります。

 

ナイロンとポリエステル繊維の編み物のローラーだと、
ナイロン繊維ローラーと呼ばれていて、
ローラーの価格が安く、塗料の含みと吐き出しに優れているので、
施工性が良いといったメリットがあります。
しかしデメリットとしては、耐久性が若干低い、抜け毛が多い、
ピンホールができやすい、塗料の飛散が大変多いといった点が挙げられます。

 

他には、アクリルとポリエステル繊維の編み物で、
アクリル繊維ローラーというものもあります。
塗料の含みと吐き出し、耐溶剤性、耐久性に優れています。

 

他にも、ポリエステル繊維の織物を使用した、
マルチフィラメントローラーもあります。
マルチフィラメントローラーは、鉄部、木部の仕上げ塗装に適しており、
きめが細かいキレイな仕上がりになります。
塗料の飛び散りと泡立ちが少ないローラーです。

 

同じポリエステル繊維を使用していますが、極細繊維を使っている物は
マイクロファイバーローラーと呼ばれています。
これは、マイクロファイバークロス等と同じ毛だと思っていただければ分かりやすいと思います。
毛の一本一本が細かいので、塗料の飛び散りが極めて少ないといった点が大きな特徴で、
無泡タイプで、仕上がり感、使用感も良いです。

 

他にも、モルタルの模様を付ける専用のローラー等もあり、
使う場面等に使い分けないと、失敗につながることがあります。

⌘Ｊ⌘