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本日は中塗りの作業をしてきました。

 

外壁用塗料には様々な種類があります。

 

その中に「ウレタン塗料」という物があります。

 

「ウレタン塗料」はポリウレタン樹脂を主成分とした塗料です。
樹脂の中でも柔軟性があり、密着度が高い塗料となっています。
艶有りタイプは光沢が美しく、高級感のある仕上がりも魅力です。
艶無しタイプもありますが、防汚性に劣る部分があります。

 

また、ポリウレタンは塗料だけでなく、衣服や水着、断熱材や接着剤など、幅広く使われています。

 

ウレタン塗料の特徴は、弾性にあります。
つまり、伸縮性に優れているということです。塗料の中でも樹脂の柔らかい特徴を持っています。
塗膜がしなやかで、内部でひび割れが起こっても塗料の密着度が高いため、
塗膜表面までひび割れ（クラック）が広がりにくいことも特徴として挙げられるでしょう。

 

その為、ひび割れ（クラック）を起こす可能性のある外壁材や伸縮をする素材との相性が良いです。
モルタル、コンクリート、木材が該当します。

 

モルタルやコンクリートでよくある劣化現象がひび割れ（クラック）です。
経年劣化で耐久性が落ちてきてしまったり、地震等のエネルギーを逃がす事が出来ず、
ひび割れてしまうのがよくある現象です。

 

また、木材は常に呼吸をしていて、膨張と収縮を繰り返しています。
これは人間で言う呼吸のことではなくて、湿気を常に吸収したり、放出したりしているので、
膨張したり、収縮したりしていて、その様が呼吸に似ているので、
そのまま「呼吸」と呼ばれています。

 

これらのひび割れ（クラック）や呼吸が起こる際に、弾性の無い塗料だと、
塗膜もひび割れてしまうのですが、弾性があることで、ひび割れません。

 

これがウレタン塗料の最大のメリットだと思います。
現在の外壁材とも合わせて、塗料を選んでみてください。

⌘Ｊ⌘