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外壁と土台の間や建物の外側の窓枠下などに「水切り」という部分があります。

 

水切りの役割は、雨水等が窓枠の下面をつたって壁面を汚さない為と、
室内への水の侵入を防ぐ為に設置されている物です。

 

ただ、この「水切り」は家によって設置されていたり、
設置されていなかったりします。
それは、「水切り」という物自体、最近出てきた物だからです。

 

また、窓枠に関しては、美観の為に設置しており、一昔前は設置する概念自体がありませんでした。
土台との間に関しては、水の侵入を防いで、土台内を乾燥させる為に設置します。
昔の木造の場合、土台も木造で、元々通気性が良いので、
「水切り」を設置する必要が無いので、設置されていません。

 

逆に、土台がコンクリートの場合、通気性が非常に悪いので、
可能な限り、「水切り」は設置した方が良いです。

 

土台に水が侵入してしまうと、なかなか乾燥しないので、コケや藻が繁殖したり、
家の床などに木材を使っていると、腐りやすいです。

 

また、「水切り」自体、素材によっては塗装する事をオススメします。
っというのも、「水切り」はアルミ製やスチールや鉄製があります。
アルミは塗装をしても、塗膜が定着しないので、すぐ剥がれてしまいやすいです。
その為、アルミの「水切り」には塗装する意味はあまり無いと思います。
更に、酸性雨が増えつつあるので、アルミが錆びていないかたまにチェックすると良いと思います。

 

逆に、スチールや鉄は塗料が定着するので、塗装をしておくことで、
「水切り」自体の耐久性がアップしますし、周りの外壁と馴染んで、美観性が上がります。

 

今、お住まいの家に、「水切り」は設置されているのかどうか、
設置されていない場合には設置した方が良いのか、
設置されている場合には、素材は何か、また、錆びたり塗料が剥げていないかチェックしてみてください。

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