コンクリートの中性化

投稿日:2020年7月18日

 

コンクリートの外壁などで、
「中性化」という素材による劣化現象が起こることがあります。

 

これは、通常、コンクリートはセメントの成分が水和によって、
水酸化カルシウムを多く生成し、pH12~13の強アルカリ性となっています。
そして、このコンクリート中のphを保つ働きをしている水酸化カルシウムが、
空気中の二酸化炭素や雨水に接することにより、
炭酸カルシウムを生成してしまいphを失い、徐々に酸性に近づく現象です。

 

酸性に近づくことで、
コンクリートがヒビや剥がれだけではなく、
最悪の場合、中にある鉄筋も膨れ爆裂という現象を起こす原因となります。

 

そして、、原因が空気中の二酸化炭素である限り、
コンクリートを空気から遮断するような措置をとらないと、
空気がある場所では中性化は必ず進行してしまうのです。

 

そして、対策としては、
二酸化炭素の接触を防ぐことが重要になるわけですが、
コンクリートの表面を塗膜防水材などで被覆することは大きな効果があります。

 

また、水とセメントの比率を低下させ、内部の隙間を減らしたり、
鉄筋までのコンクリートの厚さを厚めにして、
中性化しても鉄筋まで届きにくくする方法もあります。

 

コンクリートの厚さは設計により決められている為、
なかなか変更することは難しいと思いますが、
水とセメントの比率は作る人のさじ加減の為、
比較的行いやすい対策です。

 

自分のお宅のコンクリート部分に異変を見つけたり、
もしかして、中性化しているのではと思い当たる節のある方は
是非、相談していただければ、現場の確認を致しますので、
お気軽にご相談ください。

★J★


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