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モルタルやサイディング等、よく塗装の作業を行っていますが、
実は塗装の作業自体を行わない外壁材というのもあります。

 

その代表的な物が、レンガとタイルです。

 

この２つは基本的に塗装は行わず、
行ったとしても、クリアー塗装だけです。

 

その最大の理由としては、レンガやタイル自体の耐久性が高いからです。

 

モルタルは防水性が低いですし、
サイディングはコケや藻が生えやすかったりするので、
塗装をして、塗膜を形成する事で、
防水性を高めたり、汚れを付着しにくくしたりしています。

 

それに比べ、レンガやタイルはその物自体、劣化していなければ、
防水性はありますし、汚れも付着しにくいので、
塗装を行うメリットがあまりないのです。

 

更に、色のある塗料で塗装を行うことで、レンガやタイルの風合いが失われたり、
模様が見えなくなってしまうので、レンガ、タイルを選んだ意味が無くなってしまいます。

 

そこで、保護膜を作りたい時には、クリアー塗装を行うこともあるのですが、
上記の通り、あまりメリット自体はありません。

 

逆に、１０年おき程度に再塗装を行うので、費用がかさむかもしれません。

 

その為、レンガやタイルはそのままの風合い、模様を活かして、
尚且つ、高耐久なので塗装を行わず、そのままであることが多いです。

 

ただ、注意が必要なのが、レンガやタイル自体は高耐久ですが、
目地はそうではありません。
こちらも塗装と同じで、１０年程度に１回はメンテナンスはした方が良いので、
これは注意が必要です。

⌘Ｊ⌘