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本日は下地調整の作業をしてきました。

 

窯業系サイディングは経年劣化等で、剥がれてくることがあります。

 

そんな時には、部分補修をするか、張替えかカバー工法の３択になります。

 

部分補修を行う際には、窯業系サイディングの剥がれている部分が小さいことが条件です。

 

剥がれた部分をパテやコーキングで埋めて、部分補修を行うのですが、
注意しなければいけないのは、根本的解決にはなっていないことです。

 

剥がれた部分を埋める事で見た目が回復はしますが、
剥がれてしまった原因の究明は行わないので、一時的な応急処置だと思いましょう。

 

そして、剥がれてしまった部分が大きくなってしまった場合には、
張替えかカバー工法を行うことになります。

 

張替えの場合には、新しいサイディングボードへ交換をするので、
また、剥がれるといった事は起こりません。
ただ、新しいサイディングボードの購入となるので、費用がかかります。

 

また、張られている物と全く同じサイディングボードがあれば、
部分的に張り替えることは可能なので、この場合には、費用を抑えることは可能です。

 

そして、カバー工法とは、窯業系サイディングに金属系サイディングを被せる方法です。
張替えよりは費用を抑えることが可能ですが、
元の窯業系サイディングと被せた金属系サイディングの間に湿気が溜まりやすく、
窯業系サイディングの劣化を促進させる可能性があります。

 

また、窯業系サイディングが「直貼り工法」で施工されている場合には、
カバー工法が行えません。
その理由としては、直貼り工法自体、湿気が溜まりやすい状況で、
カバー工法をしてしまうと、２重で湿気が溜まりやすい環境となってしまう為です。

 

窯業系サイディングで、剥がれている部分を発見してしまった場合には、
すぐさま、業者へ相談するのがオススメです。

⌘Ｊ⌘